テンセルデニムカーテンの生地の原料は?

テンセルデニム生地の主原料、テンセルについて


瀬戸内デニムのテンセルデニムシリーズは、タテ糸に【テンセル50%】、ヨコ糸【コットン35%・リネン15%】で出来ています。

 環境にやさしい素材として注目を集める オーストリア・レンチング社の素材「テンセル®」。

 

その名前を聞いたことがある方も多いのでは?

 

テンセルはユーカリの木材パルプを原料とし、ポリエステルのような「合成繊維」とも、コットンのような「天然繊維」とも違う「再生繊維」と呼ばれるテンセルですが、どのようにして環境保護に貢献しているのでしょうか? 

 

こちらがテンセルのトレードマーク。  レンチング社はただ環境に優しい繊維やテキスタイルを開発・販売するだけでなく、ユーザーがレンチング社の商品を使用することで、環境を守る活動に参加できるよう呼びかけています。

 

 

 「フィール・ソー・ライト」(自分らしさが心地よい)。テンセルが持つ素材特徴、柔らかさや自然の心地よさ、サステイナビリティー(持続可能性)などをアピールする。

  

 ユーカリは、成長が早く、強い植物のため、次の点から環境にやさしいといいます。

・人による灌漑や遺伝子操作が不要

・痩せた土地でも生育する

・必要な敷地面積が少なく、土地効率が高い

・殺虫剤や化学肥料を必要としない

 

テンセル®ができるまで

 

テンセル®はまだ新しい素材で、約20年ほど前から製造が開始されました。もともと、レンチング社はセルロース繊維、特にビスコースレーヨンを作っていましたが、レーヨンは使用する化学薬品が多く、廃液や排ガスの処理が不十分だと環境を汚染するものでした。そこで、環境負荷の低い方法を開発しようと取り組みがなされました。それが、現在のレンチング社が誇る、繊維の一貫製造体制です。

 

 

レンチング社は、第2次世界大戦前の1938年の創立当時にレーヨン工場建設しただけでなく、すでに敷地にあった紙パルプ製造ラインを買い取っており、当初から紙パルプを製造していました。1970年代、ヨーロッパでは工場による環境汚染が問題になっており、その頃から具体的にパルプ生産~ワタまでの一貫ラインの最適化と環境負担軽減の研究を始めたといいます。

 

 

パルプ化時に発生する排気ガスを低減する取り組みを始めるほか、1980年代~90年代にかけては、さまざまな設備投資を実施。パルプや繊維の製造過程で生じる副産物を回収し、有効利用するしくみなどを開発しました。1990年代には巨大なバイオ水処理施設も建設し、本社のすぐそばを流れる川に流せるほど純度の高い水に戻せるようにしました。繊維製造を一貫して自社で行うことで、環境負荷も自社でコントロールすることが可能となっているのです

 

 

さらに環境負荷の低い素材を……と開発されたのが、ビスコースレーヨンとは全く違う製法で作られるテンセル®でした。工程は溶剤で溶かしたセルロースを整形して糸にするだけのシンプルな工程で作られています。使用する溶剤は1種類のみ。しかもこの溶剤は口に入れてもOKな、人体に無害なもの。使用する水はぐるぐると循環しているため、新たに水を加える必要がほとんどありません。そのため、コットン生産するより100分の1ほどの水量で生産が可能。土地使用も少なく、製造効率の良い素材です。

 

 

 

こちらが原料となるユーカリの木

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テンセル®の特徴

 

優しい肌触り

テンセル™リヨセル繊維は、自然な柔らかさで肌触りがよく、快適さが長期的に持続します。テンセル™リヨセル繊維を電子顕微鏡で観察すると、表面エリアはなめらかで、この特徴が生地に柔らかな肌触りを与えており、敏感な肌でも確実に心地よくお使いいただけます。

 

 

色持ちの良さ(Eco Colorテクノロジー)

原液着色したテンセル™モダール繊維に深く浸みこんだ着色顔料により、従来の染色法で染めた繊維よりも長く色の鮮度が保たれ、洗濯を繰り返しても色あせしにくい特性が備わります。

 

 

テンセル™リヨセル繊維のサステナブルな生産

テンセル™リヨセル繊維は、木材パルプを資源効率が高く、環境負荷の少ない方式でセルロース繊維に転換する、環境に配慮したクローズドループ生産プロセスにより、好評を得ています。この溶剤紡糸プロセスでは、工程用水をリサイクルしており、溶剤を99%を超える回収率で再利用します。経済的有効性に優れたこの製造プロセスは、欧州委員会のEuropean Award for the Environment(欧州環境賞)の「持続可能な開発のためのテクノロジー賞」部門を受賞しました(2000年)。

テンセル™リヨセル繊維は、米国農務省(USDA)からバイオベース製品として認証を受けています。さらに、すべてのレンチング繊維生産施設は、環境管理・労働安全衛生システム(ISO14001、OHSAS 18001)認証に従って運営されています。

 

 

モイスチャーマネジメント(吸放湿性)/体温調整機能

テンセル™リヨセル繊維およびモダール繊維は、優れたモイスチャーマネジメント(吸放湿性)によって、体温調整機能をサポートします。天然の原料に由来するセルロース繊維の微小なフィブリル(微細な毛のような小繊維)は、水分の吸収及び放出を調節する構造を持っており、生地の通気性を高め、結果的に身体の本来の体温調整機能をサポートします。

生地を暖かくドライな肌触りになるように加工することも可能であり、実際に肌触りに関するAlambeta試験で、エメリー起毛したテンセル™で、コットンフランネルに匹敵するぬくもりの効果が得られることが明らかになっています。

 

ひとにも環境にも優しい「テンセル™」をつかった、テンセルデニムカーテン。

瀬戸内デニムのテンセルデニムシリーズは、瀬戸内の情景をイメージした10色の色が揃います。

光を透したときに現れるリネンの素材感や、きれいな色合いにお部屋全体が包まれる幸福感をお楽しみいただけます。

瀬戸内デニム株式会社

Setouchi DENIM Company

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